安全な豆腐の選び方
おかずに汁物に、大活躍の豆腐。ヘルシーで身体にもよく、冷蔵庫に常備させておきたい食材の1つですよね。
しかし店頭に売られている豆腐、値段にかなりバラつきがあるなと思ったことはありませんか?
その差は、「原材料」「製造方法」によるものです。安全な豆腐とは一体どういったものなのか?
ポイントをご紹介します。
忙しいあなたの為に、簡潔に記載します!
国産大豆100%のものを選ぼう!
まず、使用されている大豆の産地により、豆腐の値段は大きく変わります。
現在日本で消費される大豆の93%以上は輸入大豆です(主にアメリカ産大豆)。
大量に輸入される安価な海外産大豆ですが、下記のような危険性もあります。
- ポストハーベスト(収穫後に散布される農薬)に使用される殺虫剤/殺菌剤/防かび剤・・・高濃度で残留性が高いものがある。
- 遺伝子組み換え大豆である可能性(世界の大豆の約6割が遺伝子組み換え大豆)・・・免疫疾患や不妊などさまざまな健康被害リスク
パッケージに「国産大豆使用」と記載されている物もありますが、この場合外国産大豆が交ざっていることもあります。
国産大豆の割合が少ない場合であっても「国産大豆使用」と謳える為、商品を選ぶ際には「国産大豆100%使用」のものを選ぶのがベターです。
(ちなみに、現在国内で流通している国産大豆はすべて遺伝子組み換えされていないものです。)
輸入大豆のものより少し値は張りますが、何十円かの差ですのでここはこだわって選定したいところです。
できれば消泡剤不使用のものを
消泡剤=『グリセリン脂肪酸エステル』とは、豆腐の製造工程で発生する泡を消す為の薬品です。
マーガリンやチョコなど様々な食品の乳化剤としても使用されています
消泡剤を使用し製造することで、消泡剤不使用の豆腐より手間やコストが削減でき、大量生産も可能です。
今のところ安全性上の指摘はありませんが、人工の添加物ですので出来れば避けたいところです。
凝固剤には「にがり」を使用したものを
にがりには複数種類があります。
下記のような、天然のにがりを使用しているものが安心です!
- 粗製海水塩化マグネシウム
- 塩化マグネシウム含有物
下記のような人工の添加物は避けましょう。
- 塩化カルシウム
- 硫酸カルシウム
- 硫酸マグネシウム
- グルコノデルタラクトン
※特に、グルコノデルタラクトンが使用されているものは大豆の使用量が少ない可能性が高く、その場合栄養価も低いです。
「凝固剤」としか表記されていないものも何が添加されているか分からない為、避けましょう。
おすすめ豆腐5選
おすすめできるものを原材料表記/添加物表記付きでご紹介します。
※なっとくnaviでの「無添加」は、「危険性が指摘されている添加物が入っていない」商品を指します。
スーパーやコンビニで買えるものを紹介します!
トップバリュ 国産大豆100% 絹とうふ
無菌ロングライフ製法でおいしさ長持ち。
常温保存可能品なのでパントリーの中などにもストックしておけます。
300g 本体価格 138円(税込価格 149.04円)
コープ 大豆まるごと豆腐(国産ふくゆたか100%使用) 120g×2個
国産大豆(ふくゆたか)を使用しています。
食物繊維が豊富でのどごしが良くなめらかでもっちりとした食感が特徴です。
コープ とうふ家族(国産大豆100%使用) 320g(4個)
続けてコープオリジナル商品でもう1品ご紹介。
食べ切りサイズの豆腐が4個つなぎとなっており、必要な分だけ切り離して利用できます。
セブンプレミアム 濃い絹 2個入
セブンイレブンで買えるオリジナル商品です。
国産大豆を100%使用した、大豆の甘みや旨みを味わえる濃い絹とうふ。使い切りに便利な2個パック。
税込価格127円
西友 国産大豆 絹ごし 350g
西友オリジナルの「みなさまのお墨付き」でもありました。
大豆本来の甘みとなめらかな舌触り。
350g 本体価格 108円(税込価格 116.64円)
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